第35回技術研究発表会
第30回交流展示会

テーマ

スマート技術を活用したウェルビーイングなまちづくり
 政府の成長戦略としてsociety5.0の実現が掲げられて以降、スマートシティの実現に向けて官民が連携し、IoT、AI、5G等の新技術を活用したDXが進められています。

 脱炭素やダイバーシティ&インクルージョンといった社会的要請に加え、約3年にわたる新型コロナウィルス感染症の災禍により、テレワークが進展する等、価値観や生活スタイルの多様化が進んでおり、こうした動向を踏まえた基盤整備やまちづくりがより一層求められています。

 政府も、デジタル田園都市国家構想を掲げ、デジタル基盤の整備等を行いながら、地域の魅力をそのままに、大都市の利便性と地域の豊かさを融合した、誰一人取り残されないまちづくりを推進しており、その評価にあたってはウェルビーイングを数値化・視覚化する指標が活用されることとなっている等、都市部・地方部含め、ウェルビーイングの実現に向けたまちづくりの動きが活発化しています。

 このような観点から、第35回技術研究発表会は『スマート技術を活用したウェルビーイングなまちづくり』をテーマとして開催いたします。

 また、共通セッションでは、「ウェルビーイングなまちづくりに向けたアプローチ」をテーマに、都心部・郊外部・地方都市など、様々な立地での研究・取組事例を紹介いただき、空間づくりや参画のための仕組みづくり、実証実験中の様々な技術・システムの活用など、ウェルビーイングなまちづくりの実現に向けた今後の展開可能性について議論します。